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- 一宮 誠
- いちみや皮ふ科・形成外科
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説明
<p>患者:10 歳,女児</p> <p>主訴:左頤部の皮膚陥凹</p> <p>既往歴:なし</p> <p>現病歴:出生時から左頤部の皮膚陥凹があり,成長とともに目立つようになってきたため当院を受診した。</p> <p>現症:左頤部に指頭大の皮膚陥凹を認めた。また,左鼻翼が右より小さく,歯列不整と咬合障害を認めた(図 1,2 )。小耳,副耳,唇裂・口蓋裂,聴覚障害および顔面神経麻痺は認めなかった。</p> <p>CT 検査所見:左側上下顎骨低形成,左埋没歯,左口蓋扁桃低形成,左顎下腺低形成および左咀嚼筋低形成を認めた(図 3 )。</p> <p>治療および経過:咬合障害に対し,矯正歯科医院で治療中である。左頤部の陥凹に関しては,注入療法となることを説明した。</p>
収録刊行物
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- 西日本皮膚科
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西日本皮膚科 86 (6), 553-554, 2024-12-01
日本皮膚科学会西部支部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390302569387364864
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- ISSN
- 18804047
- 03869784
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可