Mechanisms of Dynamic Activation and pH-dependent Sensitivity of Sweet Taste Receptor

  • 實松 敬介
    九州大学大学院歯学研究院口腔常態制御学講座口腔機能解析学分野 九州大学大学院歯学研究院OBT 研究セン ター 九州大学五感応用デバイス研究開発センター感覚生理・医療応用センシング部門
  • 重村 憲徳
    九州大学大学院歯学研究院口腔常態制御学講座口腔機能解析学分野 九州大学五感応用デバイス研究開発センター感覚生理・医療応用センシング部門

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  • 総説 甘味受容体の動的活性化機構およびpH 感受性機構

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甘味受容体は、糖質を感知するエネルギーセンサーとして重要な役割を果たす。生活習慣病やその主要なリスクファクターである肥満は、甘味に対する強い嗜好と食生活の乱れに密接に関連している。よって甘味受容機構制御の重要性が増しているが、受容体が活性化する動的なメカニズムは不明なままである。本総説では、筆者らが明らかにしてきたGタンパク質共役型甘味受容体サブユニットTAS1R3の膜貫通ドメインとアロステリックモジュレーターとの動的相互作用およびpH感受性マイクロスイッチについて概説する。

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