曲げ疲労強度を向上させたテルミット溶接部の新幹線高速走行区間への試験敷設

書誌事項

タイトル別名
  • TRIAL OF THE ALUMINOTHERMIC WELDING METHOD THAT CAN IMPROVE BENDING FATIGUE STRENGTH ON A HIGH-SPEED SECTION OF THE SHINKANSEN LINE

説明

<p> 1979年にドイツから日本に導入されたテルミット溶接法は,普通鉄道では最も適用されている溶接法である.しかしながら,テルミット溶接部の曲げ疲労強度は,エンクローズアーク溶接法など他の溶接法に比べて低いなどの理由で,新幹線高速走行区間への適用はこれまで制限されてきた.一方で,新幹線の現場溶接法であるエンクローズアーク溶接法は,技術者不足などの課題がある.そこで本研究では,新幹線高速走行区間にテルミット溶接法を導入するために,曲げ疲労強度を向上させることができる工法を開発するとともに,開発した工法で施工した溶接部を高速走行区間に試験敷設し,溶接部の継手性能を調査した.その結果,累積通過トン数約7250万トン経過時点において,問題が発生することなく良好に推移していることを確認した.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390303321510648832
  • DOI
    10.11532/jsceim.4.1_308
  • ISSN
    2436777X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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