共通テスト後に変更した出願校を第1志望にできる受験生の特徴
-
- 竹内 正興
- 香川大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- ―K大学一般選抜前期日程入学者における10年間の動向より―
この論文をさがす
説明
<p>国立大学一般選抜では,共通テストの自己採点結果に基づく事後出願方式により,共通テスト前の志望校を変更して出願する受験生が多く見られる。本研究では,K大学入学者に対する10年間の調査結果から,共通テスト後に志望校を変更(決定)しても,変更者の中の1/4前後の入学者が第1志望校としていることがわかった(一般選抜前期日程)。また,共通テスト後の志望校変更者における第1志望者と第2志望以下の者との出願決定理由を比較した場合,第1志望者は大学入学後の学びの内容や環境について第2志望以下の者よりも選択率が高い傾向が見られた。大学入学後の学びの内容や環境を重視した出願が,第1志望率を高める可能性が示唆されたといえる。</p>
収録刊行物
-
- 大学入試研究ジャーナル
-
大学入試研究ジャーナル 35 (0), 123-128, 2025
独立行政法人 大学入試センター
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390303653064238464
-
- ISSN
- 21876762
- 13482629
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可