共通テスト後に変更した出願校を第1志望にできる受験生の特徴

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タイトル別名
  • ―K大学一般選抜前期日程入学者における10年間の動向より―

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説明

<p>国立大学一般選抜では,共通テストの自己採点結果に基づく事後出願方式により,共通テスト前の志望校を変更して出願する受験生が多く見られる。本研究では,K大学入学者に対する10年間の調査結果から,共通テスト後に志望校を変更(決定)しても,変更者の中の1/4前後の入学者が第1志望校としていることがわかった(一般選抜前期日程)。また,共通テスト後の志望校変更者における第1志望者と第2志望以下の者との出願決定理由を比較した場合,第1志望者は大学入学後の学びの内容や環境について第2志望以下の者よりも選択率が高い傾向が見られた。大学入学後の学びの内容や環境を重視した出願が,第1志望率を高める可能性が示唆されたといえる。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390303653064238464
  • DOI
    10.57513/dncjournal.35.0_123
  • ISSN
    21876762
    13482629
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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