将来世代のための原子力の平和利用の3Sに関する討議 2
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- 堀 雅人
- 日本原子力研究開発機構
書誌事項
- タイトル別名
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- Discussion on the 3S for peaceful use of nuclear energy for future generations (2)
- 保障措置(核不拡散)(Safeguards)の概念とその実装
- Concept of nuclear non-proliferation (safeguards) and its implementation
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説明
<p> 原子力利用を進めるにあたり,安全(safety)で,核・放射線テロが起こらないこと(security),平和利用に限られていること(safeguards)を確実にすることが求められている。ここでは,Safety, Security, Safeguards(3S)の一つである保障措置(Safeguards)の概念について,(1)保障措置の背景,(2)保障措置の目標,(3)保障措置の実施と結論,保障措置を取り巻く最近の動向として,(4) 保障措置対象の増加と国レベルの保障措置アプローチ,(5)日本の保障措置,(6)保障措置の課題を解説する。Safety, Security, Safeguardsはお互いに関連するが,個別に対応がとられてきた。将来のSMRや先進炉およびその燃料サイクルにおいては,3Sの要件や仕様を共有し,それらを設計段階から反映(3S by design)していくことで,より効果的および効率的に,3Sを確保していくことが可能となるものと考える。</p>
収録刊行物
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- 日本原子力学会誌ATOMOΣ
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日本原子力学会誌ATOMOΣ 67 (4), 222-224, 2025
一般社団法人 日本原子力学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390303932781656832
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- ISSN
- 24337285
- 18822606
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可