宇都宮LRTの需要予測結果と利用実態の比較に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON COMPARISON OF DEMAND FORECAST RESULTS AND ACTUAL USAGE OF THE UTSUNOMIYA LIGHT RAIL

説明

<p> ライトラインはネットワーク型コンパクトシティ形成のための幹線軸として計画され,2023年に日本初の全線新設のLRTとして開業した.導入に至るまでには,合意形成のために採算性や道路交通への影響が議論され,特に需要予測については,数々の調査が実施された.本研究はこれまでの需要推計に関わる議論を振り返り,実際の利用者数と比較することで予測の事後評価を試みる.具体的には,計画時の需要予測手法を再現し実際の利用状況と比較することで,LRTと既存交通手段の利用特性の違いを分析し,今後の需要予測に役立てることを目的とする.分析の結果,需要推計が高い精度であったこと,特に私事利用において予測を大きく上回っていることが分かった.また,沿線人口の増加やLRTと一体の商業施設開発が行われたことが原因と推測された.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390304328101513088
  • DOI
    10.2208/jscejj.24-00253
  • ISSN
    24366021
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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