失語症に対するCI療法

  • 内山 侑紀
    兵庫医科大学医学部リハビリテーション医学講座
  • 栄元 一記
    兵庫医科大学病院リハビリテーション技術部
  • 道免 和久
    兵庫医科大学医学部リハビリテーション医学講座

書誌事項

タイトル別名
  • Constraint-induced Aphasia Therapy

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説明

<p>CIAT(constraint-induced aphasia therapy)は,CI療法(constraint-induced movement therapy)の理論を失語症患者の言語聴覚療法に応用した治療法である.失語症患者のコミュニケーション手段の変容を学習性不使用の概念から説明し,発話以外の代替手段の使用を制限し短期集中訓練を実施する.さらに日常生活への汎化を目的とした行動療法(transfer package)を併用することで日常生活での発話が促され,さらに発話が強化されることが証明されている.CIAT発展の背景や近年のエビデンスを概説し,当院の実際のCIATプログラムを提示する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390304560095431296
  • DOI
    10.2490/jjrmc.62.326
  • ISSN
    18818560
    18813526
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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