徳島県におけるICTを利用した,脳卒中患者搬送プロトコール

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タイトル別名
  • Development of a Novel Stroke Patient Transport Protocol Utilizing ICT in Tokushima Prefecture
公開日
2025-06-27
資源種別
journal article
DOI
  • 10.57444/shikokuactamedica.81.1.2_41
公開者
徳島医学会

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説明

<p> 脳卒中の急性期においては,発症後直ちに適切な診療を開始する必要がある。このため,救急現場から医療機関への迅速かつ的確な搬送体制の整備が喫緊の課題である。近年,血栓回収療法の登場により,急性期脳梗塞患者に対する治療戦略は大きく変化した。従来のrt-PA静注療法では,主幹動脈などの大血管閉塞に対する再開通率が低く,予後改善効果も限定的であった。一方,血栓回収療法は大血管閉塞に対して高い有効性を示す。  徳島県では,進化を続ける脳卒中治療に対応すべく,脳卒中患者搬送プロトコールの整備を進めている。その一環として,われわれは徳島県消防局と連携し,2022年1月より病院前脳卒中スケールを導入し,血栓回収療法が必要と考えられる患者を迅速に受け入れる体制を構築した。さらに,救急隊との情報共有には「JoinTriage」というICTアプリケーションを活用している。JoinTriageは,救急隊が病院前脳卒中スケールによる評価を簡便に実施し,その情報をリアルタイムで脳卒中センターへ送信することにより,迅速な血栓回収療法の開始を可能とするものである。本稿では,これらの取り組みから得られた成果と,新たな徳島県脳卒中搬送プロトコール策定に至る経緯について報告する。</p>

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