ソルトレークシティー及びトリノ冬季オリンピック代表選手の心理的競技能力
書誌事項
- タイトル別名
-
- Psychological competitive abilities of Japanese Olympians: a case of 2002 Salt Lake City and 2006 Torino winter games
この論文をさがす
説明
本研究では,2002年ソルトレークシティー(以下,SLC)冬季オリンピック出場選手の104名(男子56名,女子48名,平均年齢25.0±3.98)及び2006年トリノ(以下,TR)オリンピック出場選手111名(男子60名,女子51名,平均年齢25.4±4.93)の心理的競技能力診断検査(DIPCA.3)の結果から「SLCまたはTRに初出場した選手」と「SLCとTRの両大会に出場した選手」のデータを抽出し,比較・検討した. 「SLCまたはTRに初出場した選手」のDIPCA.3の大会別の平均得点を比較したところ,男子選手では「自己コントロール能力」「リラックス能力」「集中力」,女子選手では「自己実現意欲」でSLCの方が有意に高かった.また入賞/非入賞別では,男女共に差がなかった.さらに,「SLCとTRの両大会に出場した選手」の各大会の比較では,女子選手の「集中力」「判断力」「協調性」においてTRの方が有意に高かった.
収録刊行物
-
- JAPANESE JOURNAL of ELITE SPORTS SUPPORT
-
JAPANESE JOURNAL of ELITE SPORTS SUPPORT 1 (0), 13-20, 2008
独立行政法人 日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390564227299702016
-
- NII論文ID
- 130007702926
-
- ISSN
- 21888191
- 21888183
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可