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- 木下 健太郎
- 鳥取大学 大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻
書誌事項
- タイトル別名
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- Improved memory performance of conducting-bridge random access memory (CBRAM) by introducing pore-engineering
- サイコウ エンジニアリング ニ ヨル ドウデンセイ ブリッジメモリ(CBRAM)ノ コウセイノウカ
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抄録
<p>活性電極/金属酸化物/不活性電極の簡易構造をもつ導電性ブリッジメモリ(CBRAM)は次世代の高密度メモリとして期待されているが,実用化のためには,メモリ特性を制御する手法の確立が求められている.本稿では,従来電子材料の知識に基づいて行われてきたこれまでの素子開発の方針に替えて,金属酸化物層を溶媒を吸収・保持するための多孔質体として捉え直し,溶媒の物性および溶媒と壁の相互作用により素子性能を制御する「細孔エンジニアリング」を紹介する.溶媒にイオン液体を用いることでスイッチング電圧およびそのばらつきの低減とデータ書き換え回数の向上が同時に実現されるとともに,イオン液体の安定性により外乱耐性も向上することを示す.</p>
収録刊行物
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- 応用物理
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応用物理 85 (2), 132-136, 2016-02-10
公益社団法人 応用物理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564227308536448
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- NII論文ID
- 130007715249
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- NII書誌ID
- AN00026679
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- ISSN
- 21882290
- 03698009
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- NDL書誌ID
- 027100728
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可