超伝導トンネル接合素子の開発と応用 : 可視光からX線に至る光子の分光検出と放射線計測(実験技術)

書誌事項

タイトル別名
  • Development and Application of Superconducting Tunnel Junctions for Photon Spectroscopy and Radiation Detection
  • 実験技術 超伝導トンネル接合素子の開発と応用--可視光からX線に至る光子の分光検出と放射線計測
  • ジッケン ギジュツ チョウデンドウ トンネル セツゴウ ソシ ノ カイハツ ト オウヨウ カシコウ カラ Xセン ニ イタル コウシ ノ ブンコウ ケンシュツ ト ホウシャセン ケイソク

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抄録

超伝導体を用いた検出器は,半導体検出器に比べて1桁から2桁程度エネルギー分解能を向上させる能力を持つ低温動作検出器である.これを光子の検出器として用いた場合,可視光や赤外の領域における単一光子分光が可能となる.我々はこの超伝導体検出器を将来的に汎用検出器となる能力を持つものと位置づけ,素子作成技術,極低温信号処理回路,及び応用研究を含めた研究を行っている.これまでの超伝導トンネル接合素子を用いた量子検出器について概要を紹介する.

収録刊行物

  • 日本物理学会誌

    日本物理学会誌 56 (9), 675-683, 2001-09-05

    一般社団法人 日本物理学会

参考文献 (40)*注記

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