量子情報デバイスへ向けた半導体ナノワイヤ・カーボンナノチューブとプロセス技術

DOI Web Site
  • 石橋 幸治
    国立研究開発法人理化学研究所 石橋極微デバイス工学研究 国立研究開発法人理化学研究所 創発物性科学研究センター
  • ディーコン ラッセル
    国立研究開発法人理化学研究所 石橋極微デバイス工学研究 国立研究開発法人理化学研究所 創発物性科学研究センター
  • 飛田 聡
    国立研究開発法人理化学研究所 石橋極微デバイス工学研究

書誌事項

タイトル別名
  • Semiconductor nanowires and carbon nanotubes and their process technology for quantum information devices
  • リョウシ ジョウホウ デバイス エ ムケタ ハンドウタイ ナノワイヤ ・ カーボンナノチューブ ト プロセス ギジュツ

この論文をさがす

抄録

<p>量子情報プロセッサの概念の一例を示し，スピン型量子ビット，外部インタフェース用材料としての半導体ナノワイヤとカーボンナノチューブ（CNT）の可能性を述べる．必要な物理効果は，2重結合量子ドットのクーロンブロッケード効果，スピン軌道相互作用を用いて電界でスピンを制御する技術とその物理，人工原子としての量子ビットとマイクロ波回路共振器の量子的相互作用である．それを実現するためのInSb，Ge/Siナノワイヤの利点とプロセス技術を述べる．最後に単層CNTを利用するための分子とナノチューブのヘテロ接合を用いた高次構造作製について紹介する．</p>

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 84 (5), 428-433, 2015-05-10

    公益社団法人 応用物理学会

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ