希土類含有セラミックスナノ粒子によるアップコンバージョン現象を利用した近赤外励起バイオイメージング

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タイトル別名
  • Fluorescence bioimaging under near infrared excitation using upconversion in rare-earth-doped ceramic nanophosphors
  • キドルイ ガンユウ セラミックス ナノ リュウシ ニ ヨル アップコンバージョン ゲンショウ オ リヨウシタ キンセキガイ レイキ バイオイメージング

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抄録

<p>蛍光バイオイメージングは医療や生命科学における重要技術である.しかし,現在の蛍光バイオイメージングでは,励起光として用いる短波長光による蛍光体の退色や生体へのダメージ,強い光散乱により長時間の深度が深いイメージングが困難である.一方,希土類イオンを含有するセラミックスナノ粒子は,近赤外光を励起光としたさまざまな発光を示すことが知られている.本稿では,波長の長い近赤外光を励起光とし,希土類含有セラミックスナノ粒子を蛍光体とすることで,上記の短波長励起光による弊害を防いだ新たな蛍光バイオイメージングについて概説する.</p>

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 77 (12), 1458-1461, 2008-12-10

    公益社団法人 応用物理学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (14)*注記

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