Supports with the welfare institution for a child with AD/HD to attend school in a separate classroom through a token economy system

  • Aoki Yasuhiko
    Graduate School Comprehensive Human Sciences, Tsukuba University)

Bibliographic Information

Other Title
  • 福祉機関によるトークンエコノミー法を用いたAD/HD 児に対する別室教室への登校支援
  • 福祉機関によるトークンエコノミー法を用いたAD/HD児に対する別室教室への登校支援 : 教育、家庭との連携を通して
  • フクシ キカン ニ ヨル トークンエコノミーホウ オ モチイタ AD/HDジ ニ タイスル ベッシツ キョウシツ エ ノ トウコウ シエン : キョウイク 、 カテイ ト ノ レンケイ オ トオシテ
  • Coordination of education, and family
  • 教育、家庭との連携を通して

Search this article

Description

<p>本症例報告では、不登校傾向を示すAD/HD 児に対して、児童が継続して通うことができていた福祉機関において面接を行い、支援内容を教育、家庭と連携することで別室教室への登校を支援した経過を報告する。【方法】母親、対象児との面接を通して、トークン・エコノミー法、家庭の環境調整、服薬行動の形成を用いた別室教室への出席行動に対する支援を行った。【結果】当初は平均60%程度の出席率であったが、トークン・エコノミー法を用いて、1 日に達成可能な強化基準を設定することで、出席率は上昇していった。さらに、服薬行動が安定するのに伴い、連続して出席率が100%に達することが増えていった。【考察】以上のことから、児童が継続して通うことができていた福祉機関が中心となり、トークン・エコノミー法、家庭の環境調整、服薬行動の形成を用いた支援は、別室教室への登校支援に有効であった。別室教室への登校は、不登校児童の学校における居場所として重要であることから、今後、別室教室を居場所としてクラス授業への参加への支援について検討していく必要があると考える。</p>

Journal

Citations (1)*help

See more

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top