カルシア改質浚渫土を用いた汚濁低減のための潜堤施工手法の検証〜強度・形状特性の把握〜

書誌事項

タイトル別名
  • VERIFICATION OF SUBMERGED BREAKWATER CONSTRUCTION METHOD TO REDUCE TURBIDITY BE USING IMPROVED DREDGED SOIL BY THE STEELMAKING SLAG - CHARACTERISTICS OF STRENGTH AND SHAPE -

抄録

<p> 浚渫土と転炉系製鋼スラグを有効活用したカルシア改質浚渫土を用いて,汚濁低減に配慮した土質性状や投入方法で築堤した潜堤の強度・形状特性について報告する.試験は注排水可能な京浜港ドックで実施し,水中打設で潜堤を築堤後,干出した堤体の形状測定および強度試験用の供試体採取をおこなった.その結果,投入した改質土の土質性状によって強度が異なっており,汚濁低減効果の低いスランプ値<1cmの改質土の強度は,汚濁低減効果の高いスランプ値スランプ値1-7cmの改質土の約1/2となった.同一の改質土を水中投入あるいは水面落下投入方法で投入した場合,堤体の強度差は小さかった.一方で,法面勾配は水面落下投入の方が緩やかとなった.</p>

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