膀胱外傷保存的治療後に尿閉を契機に生じた腹膜内膀胱破裂の1例

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • INTRAPERITONEAL BLADDER RUPTURE TRIGGERED BY URINARY RETENTION FOLLOWING CONSERVATIVE TREATMENT OF BLADDER TRAUMA : A CASE REPORT

この論文をさがす

抄録

<p> 外傷性の腹膜内膀胱破裂 (Intraperitoneal Bladder Rupture : IBR) に対する保存的療法 (Non-operative management : NOM) の報告が散見されている. 我々はIBRに対してNOMにより自然治癒した以降, 飲酒に伴い尿閉を繰り返し約2年後に膀胱自然破裂を来たし, 腹腔鏡下に修復した症例を経験した. IBRにおいて, NOMが可能な症例は存在するが, 排尿状態も含めた慎重な経過観察が必要と考えられた.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ