放射線生物学の最前線

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タイトル別名
  • Visualization of DNA Damage and Repair by Radiations
  • 放射線生物学の最前線 : DNA損傷修復の動的可視化とシミュレーション
  • ホウシャセン セイブツガク ノ サイゼンセン : DNA ソンショウ シュウフク ノ ドウテキ カシカ ト シミュレーション
  • DNA損傷修復の動的可視化とシミュレーション

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抄録

<p> 福島での低線量被ばくは地域の住民・労働に携わる方々の最大の関心事である。数十mSv以下の線量での疫学的影響は、様々な考え方や内挿式があり、統計的ばらつきも大きい。結果的には放射線防護の方策に大きな変化はないと考えられるが、その不確定性の原因の解明は、福島原発事故後の、原子力関連研究者の責務と考える。一方、最近の放射線生物学、医理工連携、そのためのマイクロビーム源の開発の進歩は目覚ましいものがある。今回は、ミクロ放射線生物学、つまりDNAの損傷、修復、タンパク質挙動の動的可視化、さらにはそれら分析を高機能化するための卓上マイクロビーム源の開発と利用を解説する。また,この分野の教育の重要性も言及する。</p>

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参考文献 (18)*注記

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