『家族社会学研究』中期の編集業務改革――投稿論文の質向上のための取り組み――

書誌事項

タイトル別名
  • Reform of the Editorial System of the <i>Japanese Journal of Family Sociology</i> in the 2000s: Efforts to Improve the Quality of Submitted Papers
  • 『 カゾク シャカイガク ケンキュウ 』 チュウキ ノ ヘンシュウ ギョウム カイカク : トウコウ ロンブン ノ シツ コウジョウ ノ タメ ノ トリクミ

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抄録

<p>本稿では,日本家族社会学会の機関誌『家族社会学研究』の2000年代における編集業務改革を,1)編集委員会の組織と運営,2)投稿原稿の形式問題への対応,3)査読制度と投稿原稿の質向上への対応,という3つの側面に分けて記述した.この時期には,1990年代以来の社会科学系大学院生および博士学位取得希望者の増加を背景として,論文投稿や査読をめぐる編集委員会の困難やトラブルが生じていた.これに対応するため,組織改革や編集および査読に関するガイドラインの作成と公表がおこなわれた.本編集委員会では,これらの取り組みを通じて,本誌の査読制度および編集業務における「教育的指導」の重要性について再確認することになった.</p>

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