明治初期にブラキストンによって採集された分類学的に重要な2点のコジュリン<i>Emberiza yessoensis</i>の所在と採集情報の復元について
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- 加藤 克
- 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園・博物館
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- Davis Andrew J.
- Department of Biochemistry, Max Planck Institute for Chemical Ecology
書誌事項
- タイトル別名
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- Relocation and Restoration of Collection Data, for Two Taxonomically Important Japanese Reed Bunting <i>Emberiza yessoensis</i> Specimens Collected by Thomas Blakiston in the Early Meiji Period
- Relocation and Restoration of Collection Data, for Two Taxonomically Important Japanese Reed Bunting Emberiza yessoensis Specimens Collected by Thomas Blakiston in the Early Meiji Period
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説明
<p>日本に西洋生物学が導入された草創期に,トーマス・ブラキストンによって北海道で採集された2点のコジュリンEmberiza yessoensisの標本について,採集者のノートと標本カタログの解析を通じて,(1)失われたと考えられていた標本の再発見,(2)詳細な採集情報が欠落した標本の情報復元を行い,タイプ標本の採集地が函館であることを示した。これらの標本はいずれも種の記載に用いられた標本であり,標本の再発見と採集情報の復元は,日本産コジュリンの分類学にとって重要な情報を提示するものであるとともに,種の分布の歴史的検討や過去の気候に関する情報を提供する可能性を示した。</p>
収録刊行物
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- 山階鳥類学雑誌
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山階鳥類学雑誌 51 (1), 29-42, 2019-06-30
公益財団法人 山階鳥類研究所
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564227348409600
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- NII論文ID
- 130007748692
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- NII書誌ID
- AA11864856
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- ISSN
- 18820999
- 13485032
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- NDL書誌ID
- 029844824
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可