-
- 木村 具子
- 至学館大学健康科学部
-
- 今枝 奈保美
- 至学館大学健康科学部
-
- 森 美親
- 社福AJU自立の家ヘルパーステーション・マイライフ
-
- 久田 李菜
- 社福AJU自立の家ヘルパーステーション・マイライフ刈谷
-
- 砂川(佐藤) 由香莉
- 社福AJU自立の家ヘルパーステーション・マイライフ刈谷
書誌事項
- タイトル別名
-
- Implementation of team teaching centered around lectures given by severely disabled individuals as part of a registered dietitian educational course
- カンリ エイヨウシ ヨウセイ カテイ ニ オケル ジュウド シンタイショウ ガ イ トウジシャ ノ コウワ オ チュウシン ニ シタ チーム ・ ティーチング ノ ジッセン
この論文をさがす
説明
<p>目的:重度身体障がい者の自立した生活及び地域包括について,学生が能動的に学べる授業を計画し,効果を検討することである.</p><p>活動内容:重度の身体障がい者が訪問ヘルパーの支援を受けて自立して暮らす様子を,当事者2名の講話を中心にした90分のチーム・ティーチング授業として計画した.学修目標は地域での生活,住環境,通勤など街の移動手段,健康,ヘルパーの仕事とし,授業評価は66名を対象に管理栄養士が習得すべき知識スキル,介護者を増やす方策等を択一式質問票で尋ね,講話の感想は自由記述させてテキスト解析をした.</p><p>活動評価:当事者は,当初の学修目標に加えて,進学,自由な時間の間食,当事者が考える施設給食のあり方などのエピソードを展開し,多くの学生が共感を示した.障がいへの共感,学修に対する意欲,介護ヘルパーへの興味,問題解決への態度を質問票から得点化した.自由記述では「障がいの有無に関係なく,みんな同じでやりたいことがある」といった感想があり,学生は当事者の講話から高次な欲求,自由な自己実現欲求を学修していた.</p><p>今後の課題:当事者の講話を中心にした授業が,障がい者の自立した生活・地域包括の普及推進の起点となることは大きな意義がある.今回の実践で得られた実証済み授業展開が,今後さまざまな教育現場で活用され,学生の能動的な学びを引き出すことを期待する.</p>
収録刊行物
-
- 日本健康教育学会誌
-
日本健康教育学会誌 27 (4), 339-347, 2019-11-30
日本健康教育学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390564227352060544
-
- NII論文ID
- 130007753754
-
- NII書誌ID
- AA11480060
-
- ISSN
- 18845053
- 13402560
-
- NDL書誌ID
- 032483991
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可