精神障害者家族会家族のACT(包括型地域生活支援プログラム)への期待と活動

  • 横山 恵子
    埼玉県立大学 保健医療福祉学部 看護学科
  • 林 裕栄
    埼玉県立大学 保健医療福祉学部 看護学科
  • 松本 佳子
    埼玉県立大学 保健医療福祉学部 看護学科
  • 朝日 雅也
    埼玉県立大学 保健医療福祉学部 社会福祉子ども学科
  • 市村 彰英
    埼玉県立大学 保健医療福祉学部 社会福祉子ども学科

書誌事項

タイトル別名
  • The patient families’ expectations for ACT(Assertive Community Treatment)and their activities
  • セイシン ショウガイシャ カゾクカイ カゾク ノ ACT(ホウカツガタ チイキ セイカツ シエン プログラム)ヘ ノ キタイ ト カツドウ

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説明

<p>目的:A市のACT立ち上げ過程における精神障害者家族の期待や活動を明らかにし、地域の精神保健福祉の推進における家族会家族のあり方への示唆を得ることである。方法:ACT推進会議の参加者である母親3名に、半構造化グループインタビューを行った。結果:分析の結果、【戦略的なACT立ち上げ】【ACT推進の原動力】【より良い地域づくりを目指す家族】という3つのカテゴリが見出された。【戦略的なACT立ち上げ】には、ACT推進者や保健師の協力で「ACT連続講座」を開催、その参加者が「精神科訪問看護ステーション」「ACTさいたま」を立ち上げていた。家族の【ACT推進の原動力】には、<問題を家族に転嫁されることへの憤り>と<ACTへの魅力と期待>があった。【より良い地域づくりを目指す家族】は、利用者でありACTの監査役も担っており、地域で重要な役割を果たしていた。</p>

収録刊行物

  • 保健医療福祉科学

    保健医療福祉科学 4 (0), 19-23, 2015-03-31

    埼玉県立大学保健医療福祉科学学会

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