清酒に含まれるα-グルコシルグリセロールによるアセトアルデヒドデヒドロゲナーゼ阻害作用
書誌事項
- タイトル別名
-
- α-glucosylglycerol contained in Japanese sake : inhibitory effect on ALDH activity
- セイシュ ニ フクマレル a-グルコシルグリセロール ニ ヨル アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼ ソガイ サヨウ
この論文をさがす
説明
1)マウスの肝臓を用いたALDH酵素活性評価において,清酒由来の成分に阻害活性が認められた。<br>2)清酒からALDH阻害活性を有する物質を疎水性吸着樹脂,陽イオン交換樹脂,ODSカラム,NH2カラムにより分離・精製後,LC/TOF-MSによる精密分子量測定を行った結果,α-GGが同定された。<br>3)マルトースとグリセロールからα-グルコシダーゼを用いて合成したα-GGはALDH阻害活性を示した。<br>4)市販の清酒に含まれるα-GGを測定した結果,約4~19 mg/mlの濃度であり,醸造アルコールを添加した清酒では低値の傾向が認められた。
収録刊行物
-
- 日本醸造協会誌
-
日本醸造協会誌 111 (2), 107-116, 2016
公益財団法人 日本醸造協会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390564237986756736
-
- NII論文ID
- 130007414905
-
- NII書誌ID
- AN10034389
-
- ISSN
- 21864012
- 09147314
-
- NDL書誌ID
- 027119226
-
- 本文言語コード
- en
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可