R&Dのグローバリゼーションにおけるテレワークの役割(<特集>グローバリゼーションとテレワーク)

  • 永里 賢治
    東京農工大学大学院工学府応用化学専攻博士後期課程
  • 亀山 秀雄
    東京農工大学専門職大学院産業技術専攻

書誌事項

タイトル別名
  • The role of telework in the globalization of R&D(<Special Issue>Globalization and Telework)
  • R&Dのグローバリゼーションにおけるテレワークの役割
  • R&D ノ グローバリゼーション ニ オケル テレワーク ノ ヤクワリ

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抄録

多国籍企業におけるR&Dでは自国の優位性にのみ依存した戦略に囚われず、世界規模で競争優位を構築するために、新たなイノベーションの源泉を世界各地で探索・獲得・活用していく事がますます重要となっている。本稿では日系多国籍企業の事例を基に、R&Dのグローバリゼーションにおけるテレワークの役割について論じる。テレコミュニケーションの著しい技術進歩により、世界各地のR&D拠点で創出された知識を地域間格差なしでリアルタイムに共有することが出来るようになった。特に最近は巨大市場を有する中国において、多国籍企業がどのようなR&D活動を展開しているかが、世界中で注目されている。ここでは中国におけるユニークなR&D手法を解析した結果、テレワークが重要な役割を果たしていたことが示唆された。

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