那覇市首里金城地区における細街路整備計画の経緯と意義

書誌事項

タイトル別名
  • Process and Significance of Improvement Plan of Minor Streets in Shuri-kinjo district in Naha City
  • 那覇市首里金城地区における細街路整備計画の経緯と意義--歴史的景観保全と生活環境整備の一体的展開
  • ナハシ シュ リ キンジョウ チク ニ オケル サイガイロ セイビ ケイカク ノ ケイイ ト イギ レキシテキ ケイカン ホゼン ト セイカツ カンキョウ セイビ ノ イッタイテキ テンカイ
  • 歴史的景観保全と生活環境整備の一体的展開
  • Integrated Progress of historical Environment Preservation and Improvement of the Living Environment

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抄録

那覇市首里金城地区においては、歴史的環境を有する地区としての景観整備が1980年頃から取り組まれてきた。その過程において、中央部を貫く石畳道を保全し、地区外に通過用道路を建設し、さらにアプローチ道路を整備することが行われてきた。その過程で生活環境を整備しつつ細街路の歴史的形態を保全・整備する方法について模索が行われてきたが。2005年に細街路の両側の石垣を含めて道路用地として石垣や石積の保全修復をはかり、道路自体は歩行者専用道路として整備して有効幅員を2~2.7mとする都市計画決定が行われた。これによって沿道敷地は幅員4m以上の道路に接することとなる。これは環境、利用、設置の三側面を実質的に評価して細街路の目標を定めることによって可能となった細街路整備の方法である。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 41.3 (0), 1019-1024, 2006-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (3)*注記

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参考文献 (10)*注記

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