書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of the Features of Thoracic Shape at Rest on Thoracic Mobility and Respiratory Function
- アンセイジ ニ オケル キョウカク ケイジョウ ノ トクチョウ ガ キョウカク カドウセイ ト コキュウ キノウ ニ オヨボス エイキョウ
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抄録
〔目的〕水平面上の胸郭形状を3次元画像解析装置で測定し,胸郭形状の左右非対称性の程度が胸郭可動性,呼吸機能に与える影響について検討した.〔対象と方法〕対象は健常成人男性20名とした.安静呼気位における胸郭水平断面図を作成し,断面積比を左右で比較検討した.また,胸郭断面積左右比と胸郭可動性,呼吸機能の関係について検討した.〔結果〕胸郭断面積比の左右比較では上部胸郭で左側が,下部胸郭で右側が増大する左右非対称性がみられた.また,胸郭断面積左右比,胸郭拡張率,呼吸機能には相関関係が認められた.〔結語〕安静呼気位の胸郭形状には上部胸郭で左側が,下部胸郭で右側が増大する左右非対称性が存在していた.この胸郭形状の左右非対称性の程度は,呼吸運動における胸郭可動性や呼吸機能に反映したものと考える.
収録刊行物
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- 理学療法科学
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理学療法科学 33 (3), 513-518, 2018
理学療法科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564237996858880
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- NII論文ID
- 130007403020
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- NII書誌ID
- AN10472896
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- ISSN
- 24342807
- 13411667
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- NDL書誌ID
- 029131436
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可