フルオレスカミン蛍光誘導体化UPLC法を用いたヒスタミン迅速分析法

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タイトル別名
  • Determination of Histamine by a Rapid Fluorescamine-UPLC Method
  • フルオレスカミン ケイコウ ユウドウタイカ UPLCホウ オ モチイタ ヒスタミン ジンソク ブンセキホウ

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抄録

<p>測定時間短縮を目的として,フルオレスカミン蛍光誘導体化UPLC法を用いたヒスタミンの迅速分析法を検討した.トリクロロ酢酸を用いて抽出し,遠心分離後の上清をろ過後,固相抽出をせずに蛍光誘導体化し試験溶液とした.移動相にはイオンペアを使用せずに10 mMリン酸塩–アセトニトリル(75 : 25)を用いた.鮮魚,調味料およびそれらの加工品などを対象に妥当性試験を実施し,食品ごとの平均回収率は95.8~117.7%であった.本法は前処理から測定まで迅速に行うことができることから,緊急性を要する食中毒発生時の測定に有用である.</p>

収録刊行物

  • 食品衛生学雑誌

    食品衛生学雑誌 59 (3), 121-125, 2018-06-25

    公益社団法人 日本食品衛生学会

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参考文献 (4)*注記

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