未処置乳頭における,魚骨が核となった総胆管結石症の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF CHOLEDOCOLITHIASIS CAUSED BY FISH BONES THAT SERVED AS CORES AROUND WHICH GALLSTONES DEVELOPED
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説明
<p>症例は73歳女性.右季肋部痛,背部痛を主訴に当院を受診し,腹部CTにて総胆管下部に線状の石灰化陰影を認め,総胆管結石と診断した.内視鏡的乳頭切開術(EST)を行い,針状の結石を2本摘出した.病理組織学的所見や成分分析の結果,魚骨と判断した.魚骨を核とした総胆管結石の報告はまれであり,Vater乳頭に対する未処置例において,複数の魚骨が存在した報告例は検索しえた限りみられず,文献的考察を加えて報告する.</p>
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 60 (7), 1338-1343, 2018
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564237999164416
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- NII論文ID
- 130007399878
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可