複数ユーザの視線情報を用いた対話型進化計算システム

DOI Web Site 参考文献6件 オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Interactive Evolutionary Computation System Using Multiple Users’ Gaze Information

抄録

<p>本論文では,複数ユーザを対象とした視線情報を用いた対話型進化計算(Interactive Evolutionary Computation:IEC)を提案する.IECは人の感性を解候補生成に反映できる最適化手法として,幅広い分野で研究が行われ,有効性が確認されている.しかし,ユーザの評価負担が大きいという問題がある.この問題を解決するために,本研究では,IECの解候補評価にユーザの視線情報を用いることを提案する.提案システムでは,ユーザが解候補を閲覧している際の視線情報を取得し,その視線情報からシステムが解候補に評価値を与える.このため,提案システムでは,各解候補に明示的に評価を与える必要がなくなり,ユーザの評価負担を軽減できると考えられる.また,一度に複数人の視線情報を取得することが可能であるため,IECの評価に複数人の感性を反映できると考えられる.本研究では,提案手法を用いた女性衣服コーディネート生成システムを開発し,提案システムにおける解候補の進化性能やユーザの解候補評価負担軽減に関する有効性を検証した.その結果,提案システムでは,ユーザはあまり負担を感じることなく,ある程度満足のいく解候補を生成でき,提案システムの有効性が確認された.また,実験中の男女の反応の差や,コーディネートパーツの出現率の差などから,男性と女性における衣服コーディネートの評価方法の違いが確認された.</p>

収録刊行物

  • 知能と情報

    知能と情報 30 (4), 613-622, 2018-08-15

    日本知能情報ファジィ学会

参考文献 (6)*注記

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