中学校数学科における箱ひげ図の授業実践と生徒の理解度の評価
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- 石綿 健一郎
- 世田谷区立用賀中学校
書誌事項
- タイトル別名
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- Teaching Practice and the Evaluation of Understanding on the Box Plot in Junior High School
- -統計カリキュラムの改善への提言-
- - Suggestions for Improvement of Statistics Curriculum –
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説明
<p>本研究の目的は,中学校における箱ひげ図の授業実践と評価テストを通して,箱ひげ図に対する生徒の理解を評価し,統計教育のカリキュラムについての示唆を得ることである。授業実践と評価テストの分析の結果,生徒が箱ひげ図の概要を理解し,複数のデータを比較して傾向を読み取ることができるようになること,及び,学習の結果,生じやすい誤解があることという示唆を得た。このことから,中学校における統計教育のカリキュラムについて,次の2 つを提言した。①中学校の指導内容に箱ひげ図を位置づけること。②「資料の活用」領域で学ぶ図やグラフの関連性を考慮すること。</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会年会論文集
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日本科学教育学会年会論文集 40 (0), 83-86, 2016
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238010686080
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- NII論文ID
- 130007436482
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- ISSN
- 24332925
- 09134476
- 21863628
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可