変声障害1症例に対するアプローチ

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タイトル別名
  • An approach to a patient with mutational voice disorder
  • ヘン セイ ショウガイ 1 ショウレイ ニ タイスル アプローチ

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説明

変声障害の特徴として,年齢(12歳代),性(男性),喉頭所見(声帯の充血・浮腫),声質(声の翻転)が知られている.今回,これら特徴の中で,初診時において年齢(15歳),喉頭所見(声門の間隙),声質(強い気息性嗄声)といった若干異なる特徴を有する症例を経験し,精査により,変声障害と判断することができ,短期間の訓練で症状が改善した.今回の症例により,音声障害においては発症時期や症状の経過等について問診等により十分に把握し,診断・訓練を行うことが重要であることが確認できた.

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