変形性膝関節症に対する下肢牽引療法の試み

DOI 被引用文献2件
  • 中井 保
    星ケ丘厚生年金病院リハビリテーション部
  • 鈴木 健夫
    星ケ丘厚生年金病院リハビリテーション部
  • 和島 英明
    星ケ丘厚生年金病院リハビリテーション部
  • 澤田 由美
    星ケ丘厚生年金病院リハビリテーション部
  • 玉木 彰
    星ケ丘厚生年金病院リハビリテーション部

書誌事項

タイトル別名
  • Leg Traction Therapy for Pain Reduction in Osteoarthritis of the Knee Joint
  • ―A Preliminary Report―

この論文をさがす

説明

変形性膝関節症の疼痛の軽減を目的に, 機械的間欠牽引を行った。牽引方法は大腿を固定し下腿の長軸方向に体重の1/3程度の力で間欠牽引を行い, 牽引により疼痛が軽減する症例と不変の症例に分類した。OA膝関節機能評価の得点が, 70点未満の症例では, 疼痛の軽減がみられた。70点以上の症例では, 疼痛の程度は不変であった。今回の研究により, 変形性膝関節症の疼痛の軽減に, 機械的間欠牽引が有用な手段であることが分かった。

収録刊行物

  • 理学療法学

    理学療法学 19 (5), 471-475, 1992-08-01

    一般社団法人日本理学療法学会連合

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ