繰返しせん断変形が積層ゴム支承のAE特性に与える影響

書誌事項

タイトル別名
  • INFLUENCE OF CYCLIC SHEAR DEFORMATION ON AE CHARACTERISTICS OF LAMINATED RUBBER BEARING

説明

1995年の兵庫県南部地震以降,ゴム支承の採用事例が増えた.しかし,それから20年以上経過した近年,ゴム支承の経年劣化の顕在化や大地震によるゴム支承の破断が報告されている.しかし,現在までにゴム支承の損傷度を評価できる手法は明確にされていない.著者らは,非破壊試験法の一つであるAcoustic Emission(AE)法を用いて,損傷したゴム支承の損傷評価に取り組んできた.その既往の研究成果から,せん断載荷を受けたゴム支承に対してAE計測を行い,特徴的なAE現象が確認された.しかし,せん断試験前にAE計測を実施しておらず,それらのAE現象がせん断載荷に伴う損傷によるものか確認していなかった.本稿では,せん断試験前後で繰返し圧縮載荷試験を行いAEモニタリングを実施した.その結果,せん断試験前と後で異なるAE特性が確認された.

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