海岸のプラスチックゴミ検出のための近赤外分光反射率特性と衛星からの検出可能性

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タイトル別名
  • NEAR INFRARED SPECTRAL REFLECTANCE CHARACTERISTICS FOR DETECTING PLASTIC GARBAGE ON THE COAST AND THE FEASIBILITY OF ITS DETECTION FROM SATELLITE
  • カイガン ノ プラスチックゴミ ケンシュツ ノ タメ ノ キンセキガイ ブンコウ ハンシャリツ トクセイ ト エイセイ カラ ノ ケンシュツ カノウセイ

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抄録

本研究の目的は,海岸のプラスチックゴミ検出のための近赤外分光反射率特性と衛星からの検出可能性を検討することである.可視~近赤外(350nm~2500nm)の放射測定が可能であるポータブル分光放射計を使って,ペットボトル,レジ袋などのプラスチック物質,ビンや段ボールなどの非プラスチック物質,砂や土などの背景物質が,室内や室外(実際の海岸も含む)において分光反射率が測定された.代表的なプラスチックゴミの吸収帯(1100-1250 nm, 1600-1800 nm,2100-2350 nm)を明らかにした.また屋外の分光反射率実験において,太陽光源を使用する場合の問題点(1350-1420 nmと1800-1970nmの大きなノイズ)を明らかにした.衛星Sentinel-2のBand 11とBand 12を使ったNDSI(Normalized Difference Spectral Index)手法による広域のプラスチックゴミ検出の可能性が示された.

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