SAR衛星による高頻度観測結果を用いた鹿島灘南部の汀線変動解析

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タイトル別名
  • STUDY ON SHORELINE VARIABILITIES OF SOUTHERN KASHIMANADA COAST ANALYZED FROM FREQUENTLY OBSERVED SAR DATA
  • SAR エイセイ ニ ヨル コウヒンド カンソク ケッカ オ モチイタ カシマナダ ナンブ ノ テイセン ヘンドウ カイセキ

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説明

合成開口レーダ(Synthetic Aperture Radar)衛星はマイクロ波レーダを搭載した衛星であり,雲天時,夜間にも観測可能である.そのため光学(可視)衛星に比べ同一地点のシーンを高頻度に取得できる.年に複数回取得されたシーンより汀線位置を読み取り,漂砂系内の季節的な汀線変動を追跡した.高頻度に観測されたデータの解析結果を示し,その優位性を検討する.具体的には地球観測衛星ALOS (PALSAR)(運用期間:2006~2011年)とALOS-2 (PALSAR-2)(2014年~現在)が取得した鹿島灘南部(鹿島港~利根川河口)の32シーンを分析した.2006年から2016年にかけての約10年間の汀線変動の特徴を議論し,年に1回取得される観測結からは抽出できない汀線変動特性を説明する.

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