書誌事項
- タイトル別名
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- Issues and strategies for standardization of ultrasound diagnosis
説明
超音波診断法は簡便性,低侵襲性で優れているがゆえに,疾患や年齢層に関わらず幅広く浸透し,それぞれの分野で独自の超音波診断学体系を発展させてきた.かつては医師の専売特許であった超音波診断は診断学体系が進むにつれて検査技師に広く普及し,最近ではリアルタイムな超音波画像を遠隔配信できる時代を迎えており,超音波診断の共有化は職種や地域を超えて今後益々普及し続けることが予想される.一方で,超音波診断が横断的に普及していく過程では,撮像法や計測法,正常値などにおいて様々な相違点があることに遭遇する.近年,年代間,施設間,職種間など様々な領域が融合する時代を迎え,これまで独自に発達してきた超音波診断においても一定の標準化をめざす必要性が生じてきたことは否めない.本稿では年代間,施設間,職種間の超音波診断における標準化をテーマにシンポジウムで取り上げられた問題点と対策について提示し,今後の超音波診断の標準化へのリソースとしたい.
収録刊行物
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- 超音波医学
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超音波医学 45 (6), 587-590, 2018
公益社団法人 日本超音波医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238045324416
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- NII論文ID
- 130007511635
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- ISSN
- 18819311
- 13461176
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可