複合材料の弾塑性挙動を考慮したマルチスケールトポロジー最適化

DOI オープンアクセス
  • 干場 大也
    東北大学大学院 工学研究科 土木工学専攻
  • 小川 竣
    東北大学大学院 工学研究科 土木工学専攻
  • 加藤 準治
    名古屋大学大学院 工学研究科 土木工学専攻
  • 京谷 孝史
    東北大学大学院 工学研究科 土木工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Multi-scale topology optimization considering elastoplastic composite material

説明

<p>本研究は, 分離型マルチスケール解析に基づいて材料の弾塑性力学挙動を考慮したミクロ構造のトポロジー最適化法を提案するものである. ここでは, ミクロ構造の材料体積量を制約した上で, マクロ構造のエネルギー吸収性能の最大化を目指すものである. ミクロの材料構成則は等方性のvon Mises弾塑性材料モデルで, マクロの構成則はHillの異方性弾塑性材料モデルを使用した. この研究では, 著者らが提案した感度解析法を拡張してマルチスケールトポロジー最適化に適用するもので, 条件付きではあるものの随伴ベクトルを計算せずに低計算コストで高精度の感度を得る方法を提案している. 最後にいつくかの数値計算例を示してその精度検証を実施し, 高精度の感度が得られることを確認した.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238048417408
  • NII論文ID
    130007520834
  • DOI
    10.11421/jsces.2018.20180015
  • ISSN
    13478826
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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