広島県におけるリサイクル率が低い産業廃棄物の再生利用拡大に向けた調査研究

書誌事項

タイトル別名
  • Investigation and study for recycling expansion of the industrial waste with the low recycling rate in Hiroshima

説明

【背景・目的】全国平均と同様に広島県でも産業廃棄物の再生利用量は増加し最終処分量は減少しているが、さらに再生利用率の向上を目指すために、再生利用が進んでいない廃プラスチック類、ガラスくず等、がれき類を検討する必要がある。<br>【方法】環境省や各都道府県の報告書を用いて現状を整理した。また広島県の排出事業者を対象にヒアリング調査を実施し3品目が最終処分されやすい理由を整理した。それらを踏まえ有効なリサイクル技術を抽出し、コストや効果を試算した。<br>【結果・考察】3品目を再生利用する場合の課題として、廃プラでは塩化ビニルの除去、がれき類・ガラスくずでは分別が困難な細かい残渣類の資源化が必要となる。廃プラの有効なリサイクル技術において、高効率プラスチック材質選別機を導入した時の効果を試算すると、リサイクル率が8.7%上昇することが期待できる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238049309952
  • NII論文ID
    130007540740
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.29.0_41
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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