戻し堆肥の混合量が豚ふんの堆肥化反応,堆肥の品質および施設運営に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Recycled Compost on Composting Reaction, Quality of Compost and Facilities Management in Swine Manure
抄録
戻し堆肥の混合量が豚ふんの発酵特性,堆肥品質および施設運営に及ぼす影響を明らかにするために,堆肥温度や肥料成分ならびに経営試算を検討した。豚ふん:おが粉:戻し堆肥を1:1:1(体積割合)に混合させた試験区は,55℃以上の温度を連続9.9日にわたり持続させた。この高温の持続は大腸菌群を死滅させ,安全な堆肥生産をもたらした。さらに,この高温の持続により堆肥化過程での水分蒸発を促進させ,高い乾燥効率が得られた。一方,おが粉のみで水分調整された試験区は,55℃以上が1.5日であり,製品堆肥中には3.2×105 cfu• g-ds-1の大腸菌群数が検出された。肥料成分は,戻し堆肥の混合量が増加するほどリン酸やカリウム,亜鉛,銅の濃度が1.4~2.4倍上昇した。経営分析は,戻し堆肥を多く使用した1:0.5:2の試験区で多大な経済効果を示しが,1:1:1の試験区では,省力的管理が可能であることを示した。
収録刊行物
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- 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 233-, 2018
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238050074240
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- NII論文ID
- 130007540653
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可