自主管理方式と科学的管理法

書誌事項

タイトル別名
  • Japanese Autonomous Management System and Scientific Management

抄録

QCサークルに代表される日本の自主管理方式は, 高生産性・高品質を生む原動力として, 現在世界の注目をあびているが, その成功の背景には, それが日本の特色である社会風土によく適応した管理形態であることのほかに, 科学的管理法から発達した現代IEの考え片や基本的技法が, 作業者レベルにまでよく教育されているという事実がある.本稿では, 管理史における科学的管理法の位置づけと, 自主管理方式の基盤にある日本の社会風土の特徴を概観したうえで, 自主管理の原則を前提とした新しい管理法のあり方についての問題提起を試みたい.

収録刊行物

  • 日本経営工学会誌

    日本経営工学会誌 32 (5), 313-322, 1981-12-15

    公益社団法人 日本経営工学会

被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238052588800
  • NII論文ID
    110003933399
  • DOI
    10.11221/jimapre.32.5_313
  • ISSN
    24329983
    03864812
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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