盛土式津波避難施設『命山』のアンケート調査 ―東日本大震災後7年の中新田地区住民意識―

書誌事項

タイトル別名
  • CONSIDERATION OF QUESTIONNAIRE SURVEY OF MOUND TYPE TSUNAMI EVACUATION FACILITY “INOCHIYAMA” —CONSCIOUSNESS IN NAKASHINDEN DISTRICT AFTER THE GREAT EAST EARTHQUAKE 7 YEARS—

説明

東日本大震災では,津波からの避難において,盛土への避難者が被災から免れたことから,盛土式津波避難施設が注目された.静岡県袋井市では,東日本大震災以降,巨大津波に対して何としても生命を守る対策を実施し,そのひとつに盛土式津波避難施設がある.当市の盛土式津波避難施設は有事の際の生命を守る施設のみならず,平時においては公園としての利用が可能であり,住民からの要望を踏まえて建設された.本論文は,建設後2年(東日本大震災から7年)経過した現在,アンケート調査により中新田地区の命山に関する住民意識や津波避難行動を把握し,課題・対策を考察するとともに,地域住民に対して,津波対策のあり方および防災に携わる技術者の役割を提案するものである.

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参考文献 (1)*注記

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