霞ヶ浦・手賀沼におけるCOD変動の類似性に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
-
- Study on similarity of COD fluctuation in Lake Kasumigaura and Lake Teganuma
説明
霞ヶ浦,手賀沼,印旛沼は集水域が半径30 km以内に存在し,気象に類似性が見られる場所に位置する指定湖沼である.霞ヶ浦は土浦市のシンボルであり,日本で2番目に大きい湖沼面積の湖沼である.一方,手賀沼,印旛沼は千葉県に位置し人々の憩いの場として利用されている.また,印旛沼では農業用水に加え飲用水としても利用されており人々にとって重要な水資源となっている.これら3湖沼は独立しているにも関わらず,年平均CODの経年変化には明確な類似性が見られることから,CODの変動には外的要因が影響していると考えられる.そこで本研究では,1時間のCODデータが存在する霞ヶ浦,手賀沼を対象としてCODの変動を分析した.その結果,2湖沼のCOD変動には明確な類似性が見られ,CODが外的要因によって変動していることが示された.以上から,湖沼での水質改善効果の評価を行う上で,外的要因によるCODの変動を考慮する必要があることが示された.
収録刊行物
-
- 水文・水資源学会研究発表会要旨集
-
水文・水資源学会研究発表会要旨集 31 (0), 214-, 2018
水文・水資源学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390564238058599168
-
- NII論文ID
- 130007554104
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可