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- 一ノ宮 士郎
- 専修大学
書誌事項
- タイトル別名
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- What is the Nature of Business Analysis in Japan?
- ケイエイ ブンセキ ノ ニホンテキ トクシツ
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抄録
本稿では,経営分析の日本的特質について,日米比較の観点と我が国の歴史的展開の観点から検討する。米国では,財務諸表分析と事実上同義として使用されるが,我が国では,経営分析と財務諸表分析は一応区別され広義に解釈する立場も多い。但し,国内外で理解が統一されず,実際には曖昧な側面が強い。日米間には分析方法的な差異があるのみならず,体系的にも米国の経営分析はファイナンスと財務諸表分析が融合した企業評価論に進んでおり,我が国とはやや乖離しつつある。また歴史展開からは,諸外国の影響も強く,学術的に経営分析の主体は財務諸表分析であったが,定性的分析が実務で地歩を築く等独自な発展も遂げてきた。この結果,我が国の経営分析の範囲(scope)は広く,内容的にも包括性(総合性)を帯び,経営分析の日本的特質は存在していると結論づけられる。今後は,世界に向かってその成果を発信していくことが重要になってくる。
収録刊行物
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- 年報経営分析研究
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年報経営分析研究 29 (0), 1-11, 2013-03-31
日本経営分析学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238061657600
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- NII論文ID
- 110009597570
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- NII書誌ID
- AN10565090
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- ISSN
- 24331988
- 09110747
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- NDL書誌ID
- 024714798
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可