書誌事項
- タイトル別名
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- A case of intrathoracic beaded schwannomas originating from multiple intercostal nerves
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抄録
<p>症例は30代,女性.健診の胸部X線で右肺尖部の結節影を指摘された.胸部CTで右第1および第2肋間に境界明瞭で内部不均一な結節性病変が3つ存在した.胸部MRIのT2WIで内部は高信号を呈し,リンパ管腫あるいは囊胞性変化を来した神経原性腫瘍を疑い,手術を施行した.術中所見では,表面平滑な結節性病変が第1肋間および第2肋間に数珠状に3つ存在し,完全鏡視下にすべての病変を摘出した.病理所見は異形成の乏しい紡錘形細胞の柵状配列を示す部分(Antoni A)と,粘液性器質が主体の部分(Antoni B)が混在しており,一部に囊胞性変化や血管壁の硝子化を認め,神経鞘腫と診断された.通常は孤立性発生であり,数珠状に多発する神経鞘腫の報告は散見されるが,複数の肋間に多発した神経鞘腫の報告は極めて稀である.胸腔内に多発する神経鞘腫の文献的考察を加えて報告する.</p>
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 33 (1), 85-89, 2019-01-15
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238061781248
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- NII論文ID
- 130007578617
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可