05バ-25-ポ-23 Arduinoを用いたボート競技による計測装置の開発
抄録
<p> ボート競技は、漕手数が1人の場合のシングルから複数人とさまざまな種目があり、さらにオールを1人1本持つスウィープと1人2本持つスカルという多くの種目が設定されている。ボートはオールを用いて水を掻くことにより、推力を生み出すが、競技の場合は、座席が前後に動き、オールを使って脚力により挺を進める、という全身を使った運動になる。現在、計測システムの普及も始まっているが高価であるため、複数人種目の場合の計測などを行うことが難しい現状である。また、種目には条件に適した艇が用意されており、各々が異なった形状をしているため、計測システムの開発を行うことを難しくしている。また高性能かつ安価であるマイコンArduinoが、近年広く普及している。無線通信であるwifiや3G等の使用が可能であることなど、ボート競技のような直線距離1000mの広大なフィールドでデータ収集を行うには適している。本研究では、複数人競技の場合の同時計測を目指し、歪センサ等による安価な計測機器とArduinoを用いて、漕手のオールの漕ぎと踏み込みなどの運動を記憶するシステムの概要および計測結果を紹介する。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 69 (0), 144_2-144_2, 2018
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238064166272
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- NII論文ID
- 130007581277
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可