09方-25-口-24 バーツイストにおける体幹捻転の力・パワー発揮特性

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タイトル別名
  • 同一慣性モーメント条件下で長さおよび質量を変化させたバーを用いて

抄録

<p> バーツイストは、体幹捻転の力・パワー発揮能力を改善できるプライオメトリクス手段として知られている。バーツイストにおける負荷は、用いるバーの慣性モーメントによって決定され、その慣性モーメントはバーの長さおよび質量に依存する。しかし、複数の慣性モーメントのバーを用いた際の体幹の力・パワー発揮特性を検討した研究は極めて少ない。また、同一慣性モーメント条件下であっても、長さと質量のどちらの変化に依存するかによって、体幹筋群に対する負荷が異なる可能性がある。本研究では、同一慣性モーメント条件下で長さおよび質量を変化させたバーを用いてバーツイストを実施し、体幹の力・パワー発揮特性を明らかにすることを目的とした。被験者は野球、ソフトテニス、陸上競技の投擲種目を専門とする男子大学生21名とした。長さおよび質量が異なる5本のバーを用いてバーツイストを実施し、各種キネティクス・キネマティクス変数を算出した。その結果、同一慣性モーメント条件下であっても、長さと質量のいずれに依存するかによって、バーの最大角速度や体幹捻転の力発揮能力は異なることが示唆された。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238064178304
  • NII論文ID
    130007581465
  • DOI
    10.20693/jspehss.69.201_3
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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