09方-24-ポ-31 中学生バレーボール選手のスパイク速度に及ぼす体格と体力の影響

説明

<p> 本研究は、中学生女子バレーボール選手11名を対象にスパイク速度の測定を行い、体格データ7項目(身長、体重、BMI、体脂肪率、指極、比指極、指尖高)および体力データ6項目(垂直跳び、最高到達地点、立ち幅跳び、背筋力、握力、全身反応時間)とスパイク速度との関係について検討を行った。スパイク速度と体格および体力パラメータとの関係では、体重、BMIおよび立ち幅跳びで有意な相関(p<0.05)が認められた。さらにスパイク速度に影響を及ぼす体力因子の影響度合いを検討するために、スパイク速度を従属変数、体力測定データ6項目を独立変数として、ステップワイズ法による重回帰分析を行ったところ、立ち幅跳びと垂直跳びの2つの変数が抽出され、Y=-34.147+0.745X1-1.24X2(Y:スパイク速度、X1:立ち幅跳び、X2:垂直跳び)の回帰式が求められた(寄与率65%、p<0.05)。これらのことから、中学生においてはスパイク速度に体格や体力が影響を及ぼしており、とくに体力ではジャンプ力がスパイクの速度に影響を与えていることが示唆された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238064182016
  • NII論文ID
    130007581440
  • DOI
    10.20693/jspehss.69.217_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ