子ども虐待発生予防に向けた看護実践自己評価尺度―産科病棟看護職版―の開発

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タイトル別名
  • Development of the Nursing Evaluation Scale for Child Maltreatment Prevention—Maternity Ward Nurses Version—
  • コドモ ギャクタイ ハッセイ ヨボウ ニ ムケタ カンゴ ジッセン ジコ ヒョウカ シャクド-サンカ ビョウトウ カンゴショクバン-ノ カイハツ

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抄録

<p>目的:産科病棟勤務の看護職が活用できる子ども虐待発生予防に向けた看護実践の自己評価尺度(NES-CMP)―産科病棟看護職版―を開発することを目的とした.</p><p>方法:全国の産科医療機関から半数を無作為抽出した.そのうち同意が得られた79施設の産科看護職1,568名を対象として,郵送による無記名自記式質問紙調査を実施した.</p><p>結果:739名(有効回答率47.1%)のデータを使用し信頼性と妥当性を検討した.探索的因子分析の結果,「多職種支援体制のための調整」,「信頼関係の構築」,「育児支援必要度の査定」,「チームケアの実践」の4因子30項目となった.尺度全体のクロンバックα係数は0.97であった.</p><p>結論:本尺度は構成概念妥当性と内的整合性が確認でき,子ども虐待発生予防に向けた看護実践の自己評価に活用できる.</p>

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