08測-24-ポ-06 幼児期の親子で取り組む母親の体幹筋力向上プログラムの効果について
説明
<p> 【目的】幼児期に親子が一緒に運動遊びを行う機会は、子どもの心身の健全な発達を促す。そこで、本研究では母親の体幹部の筋肉に対して等尺性筋収縮を行わせ、持続時間が長いほど子どもが跨ぐ、潜る、跳ぶなどの動く回数が増加することによるスキンシップが図れる体幹トレーニングの効果を明らかにした。【方法】親子15名(子:5.4±0.6歳、親:38.8± 3.2歳)を対象に週1回の運動指導と自宅で週2回、子どもと行う母親の体幹トレーニングを8週間行った。トレーニング種目は、体幹部へのスタビライゼーション4種目と上体起しと椅子立ち上がり運動を活動筋が「かなり効いてきた」感じるまで継続させた。効果測定は、トレーニング開始前後に体組成計、骨密度、重心軌跡測定器、全身反応時間、立ち上がりパワー測定、10秒間ステッピング、30秒椅子立ち上がりテスト、上体起しテスト、立ち幅跳びで評価した。【結果】親のトレーニング継続時間と子どもの活動回数に相関がみられ、子どものために効果の現れるとされる「かなり効いてきたと感じる」まで頑張った結果、短期間で骨格筋肉量、体幹筋肉量の有意な増加と敏捷性、脚筋力の向上は見られた。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 69 (0), 178_3-178_3, 2018
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238068229376
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- NII論文ID
- 130007581389
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可