無線AP配置の適正化による電波利用率の向上

書誌事項

タイトル別名
  • Improved utilization of wireless lan by planning the placement of wireless access points
  • ムセン AP ハイチ ノ テキセイカ ニ ヨル デンパ リヨウリツ ノ コウジョウ

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説明

<p>スマートフォンやiPadに代表されるタブレット型端末の登場で、鳥取大学においても無線LANの需要が増大している。この需要を満たすため、既存の無線APを再配置することで無線LANのカバレッジエリアの拡大を検討している。無線APの再配置には、配置前のシミュレーションの実行だけでなく、配置後にサイトサーベイを実施し、シミュレーション結果との比較を元に再設置箇所を検討する必要がある。本取り組みでは、シミュレーションの精度を向上させるため、配線工事を伴わない範囲で無線APの配置を見直した。再配置と同様に、本取り組みでもシミュレーションとサイトサーベイの結果を比較している。使用したシミュレーションソフトウェア、AirMagnet Plannerは2次元平面を対象としおり、各階に設置した無線APだけを対象としたサイトサーベイの結果と比較すると、適切にシミュレーションができることが分かった。しかしながら、実際には上下階に設置した無線APからの電波が大きく影響するため、作業者による予測にてこの問題に対処した。本作業による知見はそのまま再配置作業に適用できるため、有益な結果が得られたと考えている。</p>

収録刊行物

  • 学術情報処理研究

    学術情報処理研究 15 (1), 40-45, 2011-09-14

    国立大学法人 情報系センター協議会

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