新たな原子力安全行政の展開について

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タイトル別名
  • Enforcement of New Nuclear Safety Regulation
  • アラタ ナ ゲンシリョク アンゼン ギョウセイ ノ テンカイ ニ ツイテ

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説明

<p> 平成14年夏に, 東京電力の原子力発電所の自主点検記録や原子炉格納容器の漏えい率検査に不正があったことが発覚した。これは, 原子力発電の安全に対する社会の信頼を大きく損ねた。このため, 原子力安全・保安院では, 東京電力に対する厳正な措置を講じるとともに, 不正事案の再発防止のために, 定期事業者検査制度および健全性評価制度の導入, 罰則の強化などの安全規制を抜本的に強化する電気事業法および原子炉等規制法の改正を平成14年秋に行い, 平成15年10月から施行したところである。<br> 本稿では, 原子力発電所の不正問題とその再発防止策としての安全規制の強化策について, 原子力安全・保安院における取組について述べることとする。</p>

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